施工確認

現場確認、打合せは私の日々の重要な業務です。
任せて安心の職人の手で施工しておりますが、やはり自身で目視し納得して工事を進めていくのが一番と考えております。
 
特に完成してからでは確認できない箇所を重点に行うことにしています。
例えばこちらは2階の床下と1階天井の間に「消音」のためだけに施工している断熱材。
2階フローリング下に吸音材も施工しますが、一層の静音性を求めて標準で施工しています。
天井裏消音材
 
こちらの現場はご両親の母屋の敷地の一部を利用して建築している建物です。
母屋や隣地が建物に囲まれている条件化で、唯一「抜け感」を感じることのできる南東面に開口を集中してプランさせていただきました。
リビングや2階ホールから望める遠景や青空をよりダイナミックに取り込む連窓断熱サッシ。
大開口サッシ
 
また、ダイニングテーブルに座った位置でスクエアに景色を切り取るピクチャーウインドウを設けたことで、ゆったりと時間の移り変わりを感じられる空間になると思います。
夜は窓前に計画している植栽をライトアップすることで、夜景とあいまって昼とは違う雰囲気をあじわえることでしょう。
ピクチャーウインドウ
 
なんといってもカーテンやブラインドを使用しなくてもプライバシーを確保できる開放感は格別だと思います。
その他にも隣地建物の間をねらって設けたハイサイドの連窓なども特徴的な住宅になっております。
外壁モルタル
 
外部は1回目のモルタル荒付けが終わり、2回目のモルタル仕上げ塗りを行っていきます。
内部はこれから本格的な「造作」の施工となります。
 
完成がとても楽しみな現場です。