チバニアン
市原市に敷地調査に行った際
以前ニュースで聞いたことがある
「チバニアン」の看板を目にしたので
行ってみた。
にわかにできた感がある
駐車場や通路
養老川まで下り
その付近の崖面をみると
ついに77万年前の地層が姿を現します。
知識がない私には渓流にある普通の崖にしか見えませんが。
崖に近づくと研究者たちの資料採取の跡があちこちに
難しいことは解らないですが
ここにある77万年前の地層を境に
地球の磁場が現在とは逆になっていたとか。
いわゆる「逆地極帯」の地層がみつかったとのこと。
とにかく海底に沈んでいた77万年前の御嶽山噴火時の火山灰堆積層が
こうやって地上でみられることだけでも
なんとなくすごいことだと感じます。
この地層が国際標準摸式層断面とポイントに正式に
認定されると
この地層の含まれる約12万6千年前~77万年前の
更新世中期の「地質時代名称」が
「チバニアン」(ラテン語で千葉時代)と
なる快挙だとのこと。
まだ色々と意見がくいちがっているそうですが
ぜひ実現してほしいものです。
この日私以外に訪ねてきていた人も
そんな風に思っていたのでは・・。
記事:J・A